一般社団法人さくら青年会議所のWebサイトへようこそ



理事長所信
事業報告
理事長ブログ
委員会紹介
組織図
事業報告
JCとは
スケジュール
入会のご案内
青年会議所リンク集
日本青年会議所
東北地区協議会
宮城ブロック協議会
問合せ
カウンター

理事長所信

2018年度 第36代理事長 齋藤貴裕 

 

 

 

 「過去と他人は変えられない。しかし、いまここからはじまる未来と自分は変えられる」自分の将来や生き方に迷った自分がいた。この言葉と出会い私は人生を変えることができた。

それから辛いことや自分を見失いそうなときにいつも思い出す言葉である。

 

 はじめに

 
私は25歳の時に初めて青年会議所(以下JC)と関わり、JCの存在を知ることはできましたが、その魅力や意義については理解を深めぬまま当時の先輩方からの熱い言葉に背を向け、自分本位の生活を送ってまいりました。30歳で結婚し、家業に本格的に従事し始めた際、「このままでよいのだろうか?」と自問自答する日々が過ぎ、そんな私に過去の自分から「終わったことはしょうがない。でも、将来を変えたければ今を変えるための決断が必要だ」と、自分の信念を思い出しました。

 2014年に自分を変えるため入会し、JCには「修練、奉仕、友情」という三信条があると聞かされ、初めは修練しか感じなかった私は、諸先輩方のもと修練を重ね、JCに対する目的が自分のためから地域のために変わり、多くの仲間との出会いからかけがえのない人脈を築くことができました。今、改めてそれを理解し、実感できる自分がいます。これまで、自分の人生の中で数少ない転機と気付きを与えていただいたJC活動は、単年度で役職が変わり、そのいただいた役職に対して真摯に向き合い臨んできたつもりではありますが、歴を重ねるごとにその役職のやりがいや面白さを知ることができました。理事メンバーは理事でないメンバーの模範となり、三役は理事メンバーの模範となるよう励み、理事長は会を代表しすべてのメンバーの模範となるべき存在と捉えています。理事長とは地域の明るい豊かな社会の実現のためにLOMを牽引し、メンバーに対して良き理解者とならなくてはならないと考えます。これまで歴代理事長を全うされた先輩方の背中を追って走り続けてきた私も、本年度は背中を見せる立場になります。地域のよりよい未来は私たち、さくらJCが力強く発信し、地域の方々と共に創り上げることに確固たる信念を持って、メンバー一丸となって運動を発信してまいります。

 35年の歴史を知り、未来へ繋ぐ

 
1983年4月29日「大河原地方の青年の友情の輪を広め、自己の修練を重ね、地域社会の建設に取り組み、心豊かな人間形成に真摯に取り組み、希望溢れることを誓い、大河原青年会議所の設立を力強く宣言します。」と宣言し、46名のチャーターメンバーが明るい豊かな地域社会の実現に向けて誕生いたしました。1993年「さくら市構想」をきっかけとして、柴田町、大河原町、村田町へと活動エリアを広げるため、さくら青年会議所へと名称を変更し、創始の想いを連綿と引き継ぎながら、2009年に社団格を取得し現在の一般社団法人さくら青年会議所(以下さくらJC)が存在しております。諸先輩方が築き上げたさくらJCは、町の未来を考える団体として多くの実績を残してきました。2016年には川崎町が私たちの趣旨に賛同していただけたことで活動エリアに加わり、柴田町、大河原町、村田町、川崎町(以下4町)で運動を展開する私たちは、単年度制で役職が変わり、40歳までという限られた時間の中で活動しています。私たちは、地域社会と国家の健全な発展を目指し、会員相互の信頼のもと、資質の向上と啓発に努めるとともに国際的理解を深め世界の平和と繁栄に寄与することを目的に掲げ運動を展開しなければなりません。そのために必要なことは、設立から変わることのない目的を持って、事業を築き上げてきた先輩方の想いを確りと受け継ぐことではないでしょうか。35周年を迎え、地域を牽引してきたさくらJCを次の世代へつないでいくためにも、創始の思想と先輩諸兄の想いを学び、受け継ぐことで次世代を担う私たちが地域を牽引していくことができるのです。これまでの歴史から学ぶべきもの、そして先輩方の想いをより活かすことでLOMを変革できると確信します。LOMの会員数が2008年以降減少し、20名となった本年度こそ、さくらJCの本質を考え、明るい豊かな社会の実現に向けて、夢と希望を持って一歩を踏み出しましょう。

 大義を忘れず、未来へ進もう

 
私たちは、恒久的な「世界の平和」を実現するため、「明るい豊かな社会」を目指し、「修練(Training)・奉仕(Service)・友情(Frendship)」の三信条を掲げ運動を展開する団体です。JCしかない時代からJCもある時代になった今の時代だからこそ、もう一度組織の意義を見直す必要があります。JCと他の団体との違いがあるとするならば、「修練」としての場を提供し活動することではないでしょうか。私たちは、定期的な会議の中で地域の問題を課題として捉え、よりよい地域社会になるためには何が必要なのかを真摯に考えていかなければなりません。よりよい社会の実現のため、「修練」を重ねていくことが、「奉仕」の心を育み、ともに苦労した仲間であるからこその「友情」が生まれると考えます。Jayceeとして、「修練」を恐れずに自分に課し、常に地域の未来を考えていく姿勢を持つことが、いずれは地域のため、そして自分のためとなります。

 私たちが、事業を構築していくうえで、ただ漠然と進めればよいことは何もありません。先輩方の時代から変わることなく地域の時事問題に対してしっかりと向き合い、課題解決に向け運動を展開してまいりました。刻々と変化する時代の中で、先行きが不透明で課題解決が難しい現状があるからこそ、地域の問題を分析するとともに自らに課し、様々な事業をすることで地域や地域住民の方々がよりよく変革することができると確信をもって構築していくことが必要です。地域を牽引していく人材になるために、まずは、責任世代である私たちの資質を高めていかなければなりません。私たちには、よりよい地域の未来を創造し、次世代へと繋いでいく責任があります。さくらJCに所属している以上、「修練」への挑戦と自身の成長を信じて、夢を語れる仲間と共に駆け抜けてまいります。

 共に歩む仲間づくり

 
会員拡大は、「一人でも多くの地域の事を考え行動する人材を増やす活動」であることからJC運動の基本といわれています。また、JCが市民意識変革団体といわれるように、1949年に青年会議所が日本に初めて設立されてから、変わらない運動です。JC運動は必ずしも、会員数に影響するものではありませんが、より多くの方々に私たちの運動に賛同していただき、多くの同志と共に地域課題に向き合うことで、よりよい社会が作り上げられると確信しております。JCは20歳から40歳までという限られた時間しか所属することはできません。しかし、青年という若さと行動力があるからこそ、新たな発想を生み出し、前向きに未来を捉えて運動に邁進できます。まずは、会員拡大に最も必要なものとして、メンバー一人ひとりが常日頃よりJCの必要性を再認識しなくてはなりません。JCで得た「気付き」や「学び」を、日常的に意識して自分の周りの方々に発信していくことが必要です。そして、私たちに対して共感していただくことが、JCをはじめるきっかけになるのです。さらに、JCの基本を確りと学び、組織の役割を認識し、自己の研鑽を重ねていくことで組織力の強化につなげることができます。私たちさくらJCは本年度20名でのスタートとなりますが、35年の歴史を引継ぎ、地域の未来を考え、地域の発展のために行動できる人材を一人でも多く迎え入れることができるよう、メンバー一丸となって取り組んでまいります。

 地域の課題を的確に捉え、責任を持って運動を展開しよう

 私たちJCに必要なものは既存の考えや価値観にとらわれず、地域の課題解決に向けて真摯に取り組み、地域住民の方々を巻き込みながら運動を展開していくことではないでしょうか。さくらJCの活動エリアである4町は、雄大な自然環境と農産物に恵まれ、商工業と農業のバランスが取れた住みやすい地域へと発展してまいりました。しかし、現状は若者の都市部への人口流出やそれに伴う生産人口の減少、観光資源の活用法等、時代の変化とともに新たな地域問題が続出するものの、根本的な解決には至っておりません。問題の発生には必ずそれらを生み出す原因があり、原因を追究していくことにより問題解決に導いていくことが重要です。また、地域の活性化のためにはJCだけがやることではなく、地域住民との連携をなくして地域の発展はなしえません。さらに地域の他団体と連携を強化し、地域住民の方々を巻き込んで、JCだけが独立的にまちづくりを考えるのではなく、地域に住まう人々と共に地域の未来を考え、地域住民が主体的に考えるまちづくりを発信し、展開していかなければなりません。私たちは地域に根差す青年経済人として、更にはJCだからこそできる事は何なのかを今一度見直し、地域を牽引してきた団体として運動を展開していきたいと考えます。そして、固定概念にとらわれて事業構築をするのではなく、新たな価値を創造できる私たちだからこそできることに責任と誇りを持って挑戦していきましょう。

 地域の未来を変えたければ、そこに住まう人の意識を変えよう

 「まちづくり」は「ひとづくり」ともいわれるように一人でも多く地域の未来を考える人財を創り出すことが必要です。そのためには、次世代を担う子供たちが将来の夢を育み、地域の未来に希望を持てるようになることが重要と考えます。そんな子供たちは日常生活の中で、私たち大人を見て日々成長しています。私にも、6歳の娘がいます。子育てをしていくうえで心がけていることが一つだけあります。それは「子供は親の背中を見て育つ」すなわち、夢のある子供を育てるには、子供にとって一番の先生である親が夢を持って生きていることを見せなければならないと考えています。私たちは、地域の未来を考えて行動する責任ある世代として、地域の未来や自分の人生に夢や希望を抱いているのでしょうか。私たち、大人が子供たちの模範となり夢を与えられる存在となるよう、そして見せるべき背中を今一度考えてまいりましょう。さらに、高度経済成長に伴い欧米の文化を多く取り入れてきたことで、生活環境や人としての考え方の影響を受け、社会の発展と共に国際感覚を養うことが必要であるといわれる時代へと変化してきました。一方で、近年、海外から多くの方々がこの地域に訪れているなかで、日本の文化や日本人の気質というものが見直されつつあります。しかし、その日本人の気質や気概というものを私たちがしっかりと認識できているのでしょうか。私たちが、育った地域には、かけがえのない和の精神があり、日本古来の文化があります。私たち責任世代が、日本人として、この地域に住まう人としての誇りを持ち、地域の人財を育てることに夢と希望を持って運動を展開してまいります。

 厳格な組織運営に向けて

 JCの基本が組織の運営であります。各会議においてのセレモニーを開催する理由はどこにあるのでしょうか。それを確りと認識できているメンバーがどの程度いるのでしょうか。JCは会議体であることからも、いかに会全体の運営を円滑に進行するかを考え、社団格を取得した団体としてコンプライアンスを遵守し、規律ある会務運営をしなければなりません。諸会議の意義や役割を再認識して運営していくことで、他のメンバーの模範となり、JCが他団体との違いを明確にすることで、地域から認められる存在であり続けることができます。また、近年、地域での認知度の低下を懸念されておりますが、それに伴い、JCの広報の課題が取り上げられることがあります。私たちが、地域を牽引していく団体であり続けるためには、私たちの運動や活動を効果的により発信し、JCらしさと関心を掻き立てることに意識して、多くの地域住民に対して私たちの活動を的確に広報していくことが求められます。そして、地域の未来のために事業や活動を展開していくためには、メンバー同士の相互関係をより強固なものにし、地域の方々の希望となるよう力強く発信していかなければなりません。

 私たちは、さくらJCが発足して35年の歴史を糧にし、よりよい地域の夢や希望を描くために、JCらしさを意識して運動を展開してまいります。

 結びに

 何事においても後悔はしてほしくない。今という、青年としての情熱を持って、この一瞬に全力を向き合ってこそ、未来は切り拓かれる。

 私たちは何のため、誰のためにJCと向き合っているのだろうか。その答えは過去の歴史から学び取ることができ、今、私たちができる事ではなくやるべきことを想い描くこと、そして行動に移すことが、自分、そして地域の未来を変えることができます。JCとは唯一無二の団体として地域の発展に貢献してまいりました。JCはブランドであり、持っているだけでは自己満足にすぎません。私たちはそのブランドを着こなせる人間へと成長しているのでしょうか。私たちがそのブランドを着こなせるようになってこそ、初めてその価値を見出せるのです。4町のよりよい未来を創り上げるには、地域の未来を考え行動する人財が一人でも多く存在することが必要です。地域を牽引してきた先輩諸兄より引き継がれてきた運動を、地域を支える青年経済人として地域のためを想って活動できる私たちが、承前啓後の覚悟を持って継承してまいりましょう。



【スローガン】
 承前啓後の覚悟~未来に夢と希望溢れる地域の実現~


【基本計画】
 1. 35周年記念式典の開催
 2. 地域の魅力を活かし発信する事業
 3. 地域課題に向き合い、再確認する事業
 4. 域の活性化のため、未来へ発信する事業
 5. 地域の未来を担う青少年に対する夢を育む事業
 6. 青少年の国際感覚を養う事業
 7. Jayceeとしての資質向上
 8. JCブランドの向上
 9. ルールを遵守した組織運営と情報発信
 10. 内外への効果的な情報発信の強化
 11. 積極的な会員の拡大
 12. 学校、行政、諸団体との連携強化
 13. JCのネットワークを活かした交流と情報交換
 14. Jayceeによる力強い運動発信

△ページトップへ